伊那のあんなお店、こんなお家

不動産の出会いは縁と運とタイミングですが、オフィスティーワンスクエアの吉澤さんには、まさにピッタリのタイミングでピッタリの物件をご紹介させていただくことができました。



空色の壁のミニマルな外観が印象的なこの建物、北欧に滞在経験のあるピアノの先生のレッスンスタジオ兼別荘だったものを貸し出したいと依頼を受けました。



木曽福島駅と国道２０号の中間の段丘斜面に建てられ、木曽谷を望むテラスもある素敵な物件ではあるのですが、一般的な貸家の間取りではなかったのと、木曽の賃貸物件の依頼を頂いたのが初めてだったので、どんな方の需要があるか正直不安でした。



ホームページに物件掲載をして数日後、とある勉強会でお知り合いになったばかりの吉澤さんからお電話で問い合わせをいただき、内見後に即決で事務所として借りていただくこととなりました。




吉澤さんは東京のデザイン学校でデザインを学ぶ傍らレストランチェーンの宣伝部で働き、信州にＵターン後は看板屋さん、デザイン会社、印刷会社を経て、フリーのデザイナーになるという初志に帰って２００９年に上松の自宅で独立開業されたそうです。



二年半前、こちらの事務所に移転して以来、積極的に新たな仕事にも取り組み、現在では優秀なスタッフやサポートメンバーにも囲まれて忙しい毎日ですが、晴れた日のテラスデッキでの休憩は来客者もうらやむ至福のひと時だそうです。



オフィスティーワンスクエア
http://www.t-one-sq.biz/

ネームプレートとカード印刷のお店をヤフーとカラメルに開店中です。
ヤフー店　http://store.shopping.yahoo.co.jp/t-one-sq/index.html
カラメル　http://name-tag.shop-pro.jp/  

平成１４年に西町の賃貸テナントで美容室ハングアウトをオープンしたオーナーの田中様、たまたま向かいの店舗併用住宅が競売となっているのを知り、友人の紹介でご相談をいただき、当社で入札参加のお手伝いをさせていただきました。



落札後、じっくりと計画をし、旧店舗での営業の合間に、大工や職人の仲間の協力のもと、内装工事をおこない、一年以上の時間をかけて２０１２年６月に移転オープンしました。




移転前はよそのお店に美容師として勤めていた奥さんもともに働くようになり、新たにヘッドスパをはじめました。
私も時間に余裕があるときはお願いするのですが、ゆったりと落ち着いた空間で気持ち良すぎて眠りに落ちてしまいます(笑)



自分を「カリスマ美容師」と呼ぶ、お笑い系のオーナーとのひとときはいつも楽しく、価格もリーズナブルなサロンです。



ハングアウト

伊那市西町４９４８－１２　ＴＥＬ　０２６５－７６－７７７３





  

”伊那の街にＢＥＲの文化を広めたい”こんな思いを胸に、松本の有名なバーで
修行をしたオーナーの石倉さんが2010年10月にＯＰＥＮしたのがこのお店。




伊那郵便局の南寄りにある歯科医院跡だった建物をスケルトン（天井や壁、
床をはがしたがらんどうの状態）にしての賃貸の仲介させていただきました。



オーナーの誠実な熱意と、商工会議所の起業塾などで勉強してしっかりした
事業計画も練りあげる努力の姿勢に多くの人が心打たれて協力した結果、
素敵なお店が出来上がりました。




昨年には法人化もはたし、スタッフの仕事環境の安定や、結婚された奥様の
焼き菓子屋さんの運営、次の店舗の計画と経営者としての今後も期待されて
います。

ＡＭＢＥＲフェイスブックページ　https://www.facebook.com/AMBER.ina.bar
焼き菓子と小さなカフェ　tutui　 http://blog.tutuicake.com/

  

伊那市御園の伊那インターアクセス道路にほど近いところに、
木のおもちゃ屋さんの”どうぞのいす”があります。




2005年に、伊那市立図書館の近くで開業し４年前自宅兼お店を建築される際
に土地を仲介させていただきました。




ご自身も２男１女の母である古畑さんは、保育士、障がい者施設の指導員の
経験を生かし、子育てサポートや発達障がいの子供さんへの玩具療法を実践
されています。




2012年には信州おもちゃ生涯発達研究所を立ち上げ、おもちゃの専門家を育成
する講座も開くなど、ますますの活躍が期待されます。



どうぞのいすホームページ
http://www.geocities.jp/wakuwaku_douzonoisu/






  

さて、第１回の訪問先は、伊那市の伊那バスターミナルの裏側に昨年１０月オープンした”チプカとプクチカ”さんです。

自然素材の、なるべく土を汚さないように作られた服やもの、それからリサイクル素材のものや古道具などが置かれています。

もともとは電設工事会社の営業事務所だった古い建物なので、「これがお店になるの？」とさすがの私も思ったのですが、セルフリノベーションですっかりかわいいお店に変身しました。

床板はじつは伊那小学校の旧体育館を取り壊した際の廃材を再利用したもの！オレンジや緑の線はそう、バスケットやバトミントンのラインです。

「大好きな服飾の世界の裏側で環境被害や健康被害に苦しんでいる人がいることを知り、自然に近いものや捨てられてきたものを再利用するものを扱いたいとお店を始めた」というオーナーの小松さんの思いは、お店の内装にも表れています。

ところで、”チプカとプクチカ”ってどんな意味？って気になったあなた、続きはウェブで。（ってこれウェブだろ）

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